私が子供の頃「ジュニアスポーツ車」という自転車が存在した。学校で「ドロップハンドルは危険」だという理由で禁止されていたために、自転車メーカーが苦肉の策で作った自転車だった。「スポーツ車」とは名ばかりで、重くて速く走れない自転車だった。見掛けだけの装備品が沢山付いていたので重くなっていた。暴走族が乗っていた改造車と同じだった。
教育関係者の無知と偏見が生み出した自転車だった。「セミドロップハンドル」という改造ハンドルの一種は末端が膝に当たることがあって危険だった。あんな自転車が製造されて売れていたことは、当時の我が国の後進性を物語っている。