望遠鏡や望遠レンズの性能を倍率だと思っている人が多い | muaiのブログ

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望遠鏡や望遠レンズの宣伝で倍率を大いにアピールしている。全然判っていない人達が多いからだと思う。この種の光学機器の性能で最も重要なのは「分解能」だ。2点を見分けることのできる最小の角度のことである。倍率は接眼レンズの焦点距離を短くすれば上げられる。倍率を上げても分解能が低いとボヤケた像しか観られない。分解能を上げるためには対物レンズの口径を大きくする。

 

双眼鏡の倍率は20倍が限度と言われてきた。その意味は、手持ちできる重量に抑えると対物レンズの口径は自ずと決まってくる。その口径で得られる分解能から、鮮明な像が観られる倍率は20倍が限度ということだ。小口径の双眼鏡で100倍近い倍率の製品が売られているが、鮮明な像が観られるはずはない。一流の光学メーカーならそんな製品を作らない。