当家では都市ガスもLPガスも使っていない。所謂オール電化である。カセットコンロは鍋料理用と非常用を兼ねて使ってきた。1年前に卓上のIHクッキングヒーターを購入したので、カセットコンロの出番は激減した。
カセットボンベの3本セットを税込み198円で売っているホームセンターを見付けて、ここで購入している。
燃費を比較するに当たり、極めて単純なモデルを採用した。その理由は、鍋料理は冬場は煖房を兼ねるからだ。厳密に鍋の中の料理を加熱する熱エネルギーを算出するのは非常に難しい。ガスを使った場合は鍋を加熱する一方で相当のエネルギーが室内の空気を加熱している。IHクッキングヒーターの方が熱効率は高いがやはり室内の空気も加熱している。双方とも火力の強さによってこの割合が変わってくる。
鍋や鍋の中の料理を加熱しようが、空気を加熱しようが、どちらでも構わないと考えて発生した熱エネルギーの総量に注目した。
カセットボンベ1本が発生する熱量は、あるカセット式のガスストーブの出力を採用した。950kCal/hで3時間使えるとの記載があった。別のカセットコンロでは3000kCal/hの全開出力で約1時間使えるそうだ。950kCal/h×3h=2850kCalは良い数値だと思う。
2850kCalを電力により発生させるコストを計算する。「電化上手」の夜間料金単価は1kwh当たり12.25円だ。電力1kwhで860kCalの熱量を発生させる。2850kCal÷860kCal=3.31kwh
3.3kwh1×12.25円/kwh=40.55円になる。カセットボンベ1本は198円÷3=66円だから、電力の方が安い。
しかし夜の11時以降に夕食を食べることは稀だ。朝晩の電力料単価の26.01円を採用すると、86.09円になる。煖房効果を加味するとカセットコンロを使った方が安くなる。実際には電力料金は基本料金を織り込まなければならないので、カセットコンロの優位性は増す。煖房が必要な時期はカセットコンロを使うのも悪くない。
逆に冷房を使う夏場はカセットコンロを使うのは不利だ。