桜の無い街だった幕張新都心に移転した直後のことだ。ビルの最上階で職場の懇親会をやった。花見の話題になって、誰かが「桜の木が無い街ですね。」と発言した。まだ明るかったので、窓から外の風景を見下ろした。確かに殆ど桜の木が無かった。この年は花見に行かなかった。 翌年から、わざわざ電車に乗って花見に入った人達がいたが、私は行かなかった。花見の時期が決算作業の最盛期と重なって、そんな時間を取れなかったからだ。 私は人混みが嫌いなこともあって、現在に至るまで花見に行っていない。