Richaed Gordon Smith というイギリス人が19世紀の終わりから20世紀の始めにかけて日本に住んだ。親の遺産があったので、生涯、金のために働いた経験がないという人だった。
日本に住んでいた時に全国を旅行して民話や伝説を集めて、帰国後にANCIENT TALES AND FOLKLORE OF JAPAN という本を出版した。日本語訳も出版されている。
「因幡の国の幽霊寺」という作品を読んだ。面白くて夢中になって読み終えた。荒れ果てた幽霊寺が森の中にあって、泊った人はことごとく死んでしまう。夜の間に幽霊や人魂が出る。原文では人魂のことを shito dama と記述している。
作者の取材に応じた日本人が江戸っ子だったようだ。江戸っ子の多くは「ヒ」と「シ」の使い分けができないことは良く知られている。