新しいグライダーのテスト飛行 | muaiのブログ

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私は、グライダーの操縦教育をする国家資格を持っている。


かつては、母校の航空部の合宿でグライダー操縦を教えていた。


ポーランド製のSZD-51、通称Juniorという単座練習機を導入した。導入した最初の合宿での出来事だった。


合宿初日に、組み立てたグライダーのテスト飛行を行うのは、操縦教員の役目だった。まして、新規導入した機体だった。


ウインチ曳航で出発した。上昇中に速度計が信じられない低速を示していた。明らかに、速度計の異常だった。


初めて搭乗したグライダーなので、機体の姿勢から速度を推定できない。風切音を頼りに何とか着陸できた。


計器盤の裏の動圧系を点検したら、パイプ内に巻いた紙が詰まっていた。この紙を取り除いたら速度計は正常に作動した。


私を殺そうとした人物がいた可能性があるが、そのような恨みを買うようなことをした記憶は無い。