アメリカ軍による日本本土空襲は、戦争末期に始まったと誤認していた。
大日本帝国海軍の連合艦隊が、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃したのは1941年の12月だ。圧倒的な戦果だった。主力の戦艦や巡洋艦を沈めた。
ところが、翌年の4月にはアメリカ軍空母から発進した中型爆撃機が東京を始めとする主要都市を空襲していた。この時の空襲は小規模なものだったが、制海権や制空権を確保していたはずなのに、空襲を受けたのだ。
日本で航空機による攻撃が効果があると主張したのは、山本五十六が最初だった。彼は、真珠湾を空母を主体をする機動部隊で航空機による攻撃を立案した。前例がないと却下されたが、自説を主張して採用された。
山本五十六の名誉のために、コメントする。彼は若い頃アメリカに駐在して、アメリカの国力を知った。アメリカと戦争しても勝てないことを理解していた。それでも戦わざるを得なかったのは不本意だったと思う。