若い頃、ハードトップというタイプの車が流行った。
センターピラー(専門用語ではBピラー)が無く、金属製の屋根が付いていた。
自動車評論家の徳大寺氏が著書の中で、「ハードトップは屋根があると思わない方が良い。」と書いていた。
学生時代のグライダー訓練中のことだ。
グライダーを曳航するウインチの操作者が無線に出なかった。滑走路は利根川の河川敷内にあった。土手の上の道路から、ハードトップの車が転落して、屋根が潰れて搭乗者達が大怪我をした。ウインチ操作者は救助に向かったために、無線に出られなかった。
オープンカーには幌(ソフトトップ)を付けられる。オープンカーに乗る人は「屋根が無い」と思って運転しているはずだ。当時、ハードトップ車に乗っていた人達の大部分は「屋根が有る」と思っていたと思う。
ファッション優先の車を作った自動車メーカーの無責任さに呆れる。