才能、努力、運などのために「大富豪」になった人達がいる。世襲による「大富豪」もいるが、私の論点の外に置く。
こういう人達は、大豪邸を建てたり、スーパーカー、大型クルーザーや自家用ジェット機を買ったりする。
自分の才覚で財を築いたのだから、何を買うのも自由だ。お金で買えないものがあることは否定しないが・・・。
若い頃、酒を飲みながら議論したことがある。大富豪が高額な物を買っても、満足感は少ないのではないか?と指摘した後輩がいた。その理由は、「我々庶民が生活必需品を買うのと同じ感覚で、超高額商品を買える。努力して買えた、という満足感があるはずがない。周囲の人達も『あの人が自家用ジェット機を持っていて当然だ。』と評価する。」というものだった。
一流の大富豪は、これ以上自分や家族のためにお金を使っても満足できないと自覚するようだ。
英語で言う「donation」に向かう。「寄付」とか「慈善」と訳されているが、他人のためにお金を使うことだ。
自分は金銭的には充分に幸福になった、そうでない人達を幸福にしたい、という動機だ。
これは良いことだと思う。他人の笑顔を観るために自分の財産を使うことは尊い行為だ。