高麗芝は冬になると、地表の葉や茎は枯れてしまう。根は生きているので、翌年になって暖かくなると復活する。
ある時、日経新聞の土曜版で「ウインターオーバーシーディング」という記事を読んだ。
寒さに強くて暑さに弱い西洋芝の品種の種を、秋口に高麗芝の上から蒔くという方法だ。冬の間に西洋芝が生長して、緑色の芝生になる。夏になると、西洋芝は枯れてしまう。毎年種を蒔かなければならないが、やってみた。
1年目は上手く行って満足した。
2年目は前年に購入した西洋芝の種が売り切れで買えなかった。やむなく、類似の品種の種を買った。順調に育って冬の間も緑の芝生が実現できた。
問題は、夏になっても西洋芝が枯れなかったことだ。芝生の中から芝を抜くという珍妙な作業を強いられた。