20年以上前に私が最初に入会したスポーツクラブに、Kさんが転勤してきた。
彼はオールラウンダーだった。ジムでは筋トレを指導した。エアロのレッスンもやっていた。プールで水泳の指導もした。
水泳のレッスンを受けた時のことだ。「プールの底にお腹を付けられますか?」と言って、実際にお腹をプールの底に付けてみせた。彼が言いたかったのは、「浮くことは簡単で、沈むことは難しい。」ということだ。
体脂肪を減らして筋肉量を増やさないと、プールで沈むことはできない。私はKさんに触発されて必死で体脂肪を落として筋肉量を増やした。その結果、プールの底にお腹を付けられるようになった。
Kさんは転勤してきた年に、東京都のボディビル選手権に出場して、新人戦の優勝という成果を収めた。
彼から指導された筋トレの極意だ。
負荷は極力重くする。1セット6~8レップスしかできない負荷でやる。2セットか3セットで十分。反動を使わない。時間を掛けて挙げて、もっと時間を掛けて降ろす。同じ部位のトレーニングは3日以上の間隔をあける。