こういう事故があった。ある主婦がキッチン上部の吊り戸棚から、新品のカセットボンベを取り出そうとした。
手が滑って、カセットボンベを落としてしまった。カセットボンベ上部のガスを出すパイプは、赤い樹脂製のキャップで覆われているが、彼女はそのキャップを不要な物だと思って捨ててしまっていたようだ。
運悪く、落下したボンベの上部のパイプがシンクに衝突して押されて、液化ガスが吹き出した。液化ガスが気化して使用中のコンロの火によって引火して、キッチンは火の海になった。
幸い、全焼には至らなかった。被害の詳細は覚えていないが、彼女の頭髪が無事だったとは考えられない。
あの赤いキャップには意味があるのだ。ボンベをコンロに装着する時に外すべきだ。私はそうしている。