2月読了本 本

 

『 チョコレート・ピース 』青山美智子

目次:BOX 1

Piecel 1  チョコバナナ・コラボレーション

Piecel 2  キューブチョコ・コマーシャルソング

Piecel 3  マカダミアナッツチョコ・スーベニア

Piecel 4  チョコチップクッキー・フレンドシップ

Piecel 5  シガーチョコ・ナイトビュー

Piecel 6  タブレットチョコ・シルバーラッピング

Piecel 7  キットカット・オーバータイム

Piecel 8  チョコフラペチーノ・ウィンドウ

Piecel 9  チョコプレート・バースデー

Piecel 10 ハイカカオ・ビターメモリー

Piecel 11 チョコレートアソート・ギフト

Piecel 12 ガトーショコラ・タイムレス

 

BOX 2

Shot 1・Shot 2・Shot 3・Shot 4・Shot 5・Shot 6・Shot 7・Shot 8・Shot 9・Shot 10・Shot 11・Shot 12

 

anan人気連載12編+書き下ろし12編、待望の書籍化
5年連続本屋大賞ノミネートの最注目作家・青山美智子が贈る優しさ成分120%の物語

その一瞬に、祝福の一粒を。
チョコバナナ、キューブチョコ、マカダミアナッツチョコ、チョコチップクッキー、アソートチョコ……
人生の小さな曲がり角にちりばめられた彩りさまざまなチョコレートが主人公の背中をそっと押す――


チョコバナナ×恋の予感  
キューブチョコ×推し活 
マカダミアナッツチョコ×結婚  
チョコチップクッキー×友情
シガーチョコ×大人  
ハイカカオ×失恋 
チョコレートアソート×決意 ……etc.

受け取って、差し出してー、祝福の連鎖が動きはじめる

 

 

 

『 百年かぞえ歌 』大崎梢

目次:

1  予期せぬ来訪者

2  先生の友だち

3  過去への扉

4  昭和三十四年と三十五年

5  言わずに死なないで

6  お屋敷の中

7  見通しの悪い迷路

8  特別な何か

9  空白ばかりのパズル

10 懐中電灯を握りしめ

11 かぞえ歌は語る

 

百年という時の流れの背後に埋もれた人々の思い、 そして、愛する作家と文学館に自分が出来ること—— 里海町の町役場で働く由佳利は、二週間前に婚約破棄をされてしまい人生行き詰まり中。 

そんな中、担当している地元出身作家の文学館「貴地崇彦生家館」に関して、刑事二人が聞き込みに来た。

貴地は明治末期の生まれで戦後に活躍した作家だ。

没後二十年以上になるが知名度はまだまだ高い。

 刑事は収蔵物について聞きたいということだったが、なにやら裏に不穏な事件があるらしい。 調べると、数日前に発見された身元不明の青年遺体のポケットから、貴地にまつわる葉書が発見されたようだ。

 驚き戸惑う由佳利のもとに、以前いちどだけ会った老齢女性の艶子が訪れる。

艶子は若いころ貴地の愛人だったと噂される存在だ。 

生前の貴地先生から、やり残したことがあると聞いていたという艶子。

その勢いに呑まれて調べを続けた先で由佳利は、中学高校で同級生だった夏央にも再会する。

彼も調査に加わり、3人の凸凹チームが誕生した。 

やがて、貴地が謎の「かぞえ歌」を残していたことが分かり、そこに隠された秘密を辿るのだが……。 

思いがつながる、著者初の文学館ミステリ。 

ある作家をめぐる「百年」に、あなたは何を見つけますか。

 

 

 

『 二人目の私が夜歩く 』辻堂ゆめ

目次:

プロローグ

第一部 昼のはなし

第二部 夜のはなし

エピローグ

 

夜って、いいよね。人の本質が、見える時間。

昼と夜で、一つの身体を二人で共有する茜と咲子。

姉妹のような、親友のような関係を築いていたが、「昼」の終わりによって予想だにしない「夜」の真実が顔を覗かせはじめる。

果たして、彼女たちが「最期」に見たものとは―。

 

 

 

『 縁切り上等! 離婚弁護士 松岡紬の事件ファイル 』新川帆立

目次:

第一話 くやしくば尋ね来て見よ松ヶ丘

第二話 松ヶ丘男を見ると犬がほえ

第三話 星月夜あきれるほど見て縁が切れ

第四話 松ヶ丘寝そびれた夜のぐち競べ

第五話 またいびりたくば鎌倉までおいで

 

夫のモラハラと浮気に耐えられなくなり家を飛び出した聡美が北鎌倉で出会ったのは、縁切寺の娘で弁護士の松岡紬。

勢い込んで離婚相談をするも、思いがけないことを言われ……。

上手に縁を切る方法、教えます。

温かなヒューマンドラマにして、前を向く元気をもらえる、痛快リーガル小説。

 

 

 

『 おふうさま 』諸田玲子

目次:

第一章 入輿

第二章 対決

第三章 恋

第四章 転変

第五章 悲願

 

江戸時代初期、加賀前田家利常公四女・富姫(おふうさま)が、京・桂離宮を造営したことで有名な八条宮家へ嫁ぐことに。

それは徳川将軍家の顔色をうかがいつつも、朝廷と良好な関係を築くための政略結婚。

入輿に際して「おふうさま」付きの侍女となった小蝶は、女主人を守っていくことを決心し奔走します。

加賀前田家を快く思わない公家衆の陰謀や予期せぬ災難を乗り越えながらも、「おふうさま」は妃としての使命と秘めた恋に揺れ動いていました――

侍女だけが知る「おふうさま」の心の内、その悲願とは。

 

 

 

上野池之端 鱗や繁盛記 』西條奈加

目次:

蛤鍋の客

桜楼の女将

千両役者

師走の雑煮

春の幽霊

八年桜

 

騙されて江戸に来たお末の奉公先「鱗や」は料理も接客も三流の料理店だった。

少しでもお客を喜ばせたい。

お末の願いが同じ志を持つ若旦那に通じ、名店と呼ばれた昔を取り戻すための奮闘が始まった。

甦った名物料理と粋なもてなしが通人の噂になる頃、お末は若旦那のもう一つの顔に気づいていく……。

美味絶佳の人情時代小説。

 

 

 

『 谷から来た女 』桜木紫乃

目次:

谷から来た女

ひとり、そしてひとり

誘う花

無事に、行きなさい

谷へゆく女

谷で生まれた女

 

「わたしの背中、こわいですか」気高く生きる女との邂逅を描いた大人の物語 アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。 

彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。

自分の気持ちに、傷ついてしまう——。 

そして、彼女は去ってゆく。忘れられない言葉を残して。 

桜木紫乃の真骨頂、 静かに刺してくる大人の物語。

 

「谷から来た女」…2021年。大学教授の滝沢は、テレビ局の番組審議会でミワと出会う。大人の恋愛を楽しむ二人だったが…。 

「ひとり、そしてひとり」…2004年。アクセサリーショップとセクシーパブで働く千紗は、夜のすすきのでデザイン学校の同期・ミワと再会する。 

「誘う花」…1999年。教育通信の記者・譲司は、取材で出会ったミワの弟・トクシがいじめられていることに気づく。 

「無事に、行きなさい」…2015年。レストランシェフの倫彦は、ミワとの将来を信じながらも、どこか遠さを感じている。 

「谷へゆく女」…1982年。母を亡くした中川時江は、高校卒業と同時に、文通相手の赤城礼良を頼って北海道へ向かう。 

「谷で生まれた女」…2023年。北海道テレビプロデューサーの久志木は、ミワのドキュメンタリーを撮影するが…。

 

 

 

『 地獄の底で見たものは 』桂望実

目次:

第一章 五十三歳で専業主婦をクビになる

第二章 五十一歳でこれまでの働きぶりを全否定される

第三章 四十六歳で教え子の選手に逃げられる

第四章 五十二歳で収入がゼロになる

 

離婚、クビ、収入ゼロ……。 
もう、だめかもしれない。
そこからも、人生は続く。
日常に突如現れた落とし穴から、したたかに這い上がる!

『県庁の星』の桂望実が描く、アラフィフ女の低温地獄。


長年夫を支えてきたつもりだったのに、急に離婚を切り出された専業主婦。
新規事業を立ち上げて15年、働きぶりを否定された会社員。
ともにオリンピックを目指した教え子に逃げられたコーチ。
22年間続けたラジオ番組をクビになり、収入が途絶えたフリーアナウンサー。
どん底に落ちた女たちの、新たな人生の切り開き方とは?