初の『 お伊勢まいり 』に行ってきました。
4年越しのリベンジ旅行です。
というのも・・・
2020年に初の緊急事態宣言で泣く泣くキャンセルした旅行です。
我が家の旅行の計画は、義母のショートステイの申し込みから始まります。
旅行の3か月前にケアマネに相談して、
ショートステイの申し込みをしてもらいます。
ショートステイの予約が取れたのち、初めて旅行の申し込みができます。
思い立ってすぐにといかないところがもどかしい・・・
今回も旅行の前日に義母をショートステイに送り出しました。
さぁ、伊勢に向けて出発です!!
朝方、家を出る時は生憎の雨でしたが、伊勢市駅に到着した時には晴れていました。
ホテルに荷物を預けて、先ずは二見へ。
初のお伊勢まいりは
二見興玉神社 ➡ 伊勢神宮 下宮 ➡ 伊勢神宮 内宮と大吉参拝で巡ります。
『 JR二見浦駅(ふたみのうらえき)』
JR参宮線の二見浦駅、駅舎は夫婦岩を模した形をしています。
二見浦駅は無人駅、交通系ICカードも使えないので、伊勢市駅で往復切符を購入してから乗車しました。
到着は11時ごろ、二見興玉神社へと続く夫婦岩表参道を進みます。
観光地のわりに人が少なく閑散としています!!
参道を入って直ぐの所にある『 旭家 酒素饅頭製造本舗 』
お酒や酒粕を使用せず、米麹を自然発酵させた生地で自家製粒あんを包んであります。
ほのかな甘酒の香りの素朴な酒素饅頭です。
お店の前のベンチに座っていただきました。
お昼ご飯は参道沿いの『 多市屋 』
お店の中はレトロな感じで、五月飾りが飾ってありました。
名物の「伊勢うどん + 貝飯 (サザエ)セット」
お箸で千切れるほど柔らかいのが伊勢うどんの特徴だそうですが、
多市屋さんのうどんは多少もっちり系です。
太めの麺を真っ黒な汁に絡めていただきますが、思ったほどは濃くありません。
個人的には讃岐系のコシの強いうどんが好みですが。
お店に入ってから出るまで貸し切り状態でした。
参道の途中にある『 五十鈴勢語庵 』
伊勢二見の海から汲み上げて作られた塩と
上質な小豆で練り上げられた「二見浦 岩戸の塩ようかん」
お土産に買い求めました。現物はいずれご紹介しますね。
軒先ではなく店の中で燕が子育ての真っ最中でした!!
途中で夫婦岩表参道を外れ、神社外苑を進みます。
この日は風が強く白波が立っていました!!
マスクを外し、潮の香りを深く吸い込みました。
『 二見興玉神社 (ふたみおきたまじんじゃ) 』
鳥居を抜け沿岸部の参道を進むと「 天の岩屋 」
輪注連縄(わしめなわ)で身体をさすり身の穢れや身体の悪い所を
輪注連縄に託して納めました。
「 手水舎 」
蛙に水をかけると願いが叶うとか。
コロナ対策で柄杓は置いていないので手ですくって水をかけました。
「 拝殿 ・本殿 」
古くより、伊勢神宮参拝の前に二見浦の海水で心身を清める
「浜参宮」の習わしで知られる神社です。
祭神: 猿田彦大神・宇迦御魂大神
穢れを払う禊払い・道開き・縁結びなどにご利益があると言われています。
「 無垢塩草 」を買い求めました。
「 日の出遥拝所 」
夫婦岩の間から、夏至の頃には輝かしい日の出が、
冬至の頃には美しい月の出が見られるそう。
素敵な景色でしょうね
境内には猿田彦大神の使いとされるカエルの像が多数あります。
「無事帰る」にちなんだカエルさんです。
「 夫婦岩 」
夫婦岩の北東の海中には猿田彦大神ゆかりの霊石である
「 興玉神石(おきたましんせき)」が鎮まっています。( 見えませんが。)
これは神代の昔、倭姫命が天照皇大御神を奉戴して二見浦に入られた時に
猿田彦大神がお出迎えした霊石で、
夫婦岩はその興玉神石を拝する鳥居の役目を果たしています。
「 龍宮社 」
祭神:綿津見大神
海を守護される神様です。
もう少し進むと「伊勢シーパラダイス」がありますが、そちらへは寄らずに
参拝後は再び夫婦岩表参道を戻りました。
途中「御福餅本家」で一休みしようと思いましたが、
新社屋を建設中の現在は店内で飲食できない!!
と言う事で、
お隣の『 赤福 二見支店 』
二見浦での海水浴客にと考案された「 赤福氷 」を注文。
餡とお餅は赤福そのものではなく、冷たい氷になじむよう作られているそう。
抹茶蜜のかかったかき氷の中に餡とお餅が別々で入っています。
夫婦岩表参道を逸れて・・・
『 御塩殿神社 』
伊勢神宮に奉納する塩である「堅塩」を作り続けている社で、
御塩の守り神を祀ります。
参道正面右手に「 御塩殿 」
左手に「 御塩殿神社 」