俺さま主義
米国と中国という両国は、意外な事に、不思議な共通点がある。
大国というのは、そうなんやけど、それは、両国とも、「俺さま主義」やっていうことなんやね。
米国は国際刑事裁判所(ICC)を忌み嫌っているし、中国は南シナ海の領有権を巡って争って敗訴したオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の判決をただの紙屑と貶して、言う事を聞かない。
大国の我儘の方が、国際的な司法の上だという考え方。これが、俺さま主義の正体なんやね。
世界の民主主義なんて糞くらえ。自国の利益が一番に優先される。
こんなのを、通していたら、国際的な規律なんて、守られなくなる。
日本やECは、法の支配と民主主義を大事にしているから、この立場からは、相容れない。
でも、米国も中国も、国連の安全保障委員会で、絶対的な拒否権を持っていて、この立場を手放すはずがない。
だからもし、国際的な判決に従わない国があれば、世界中の国は、その国を取引停止にしたり、攻撃を仕掛けたりしても良いなんて、ルールを作っても、最終的に拒否権で成立しない。
他の200か国以上が反対しても、それをひっくり返せるルール。
これは、どうも、不正義な事なんやね。
なぜ、国連には力が無いか。それは、国連を英語と中国語に訳せばわかる。
国連は、「united nations」『聯合国」つまり、「ただの国の集まり」というだけの意味なんやね。
日本だけが「国際連合」だと、勘違いしてる。
その事だけは分かっておかないといけないね。