わざわざ広告出すか
先週の木曜日の新聞に、公正取引委員会が、価格カルテルは独禁法上の違法行為ですと、大きなカラーの広告を出していた。
副題には、価格の見直しは、自らの判断で。競争業者とやり取りしない。とある。
わざわざ、こんな広告をなぜ出したか。それは、皆が、これが悪い事だと、思ってないのではないかと、疑っているからや。
ビールのメーカーは、それでなくても、熾烈な競争を、常にやっている。
中には、原価割れをしてまでも、市場のシェアを上げたいと、多くのリベートを出して、仕入れてもらう大キャンペーンを敷く。
ただ、ビールの酒税が下がって、その下がった分だけ、販売価格を引き下げるケース。
今まで安すぎたからと、取り返そうと値上げするケース。いろいろあるわな。
でもね。よくよく、考えて欲しいのは、価格決定権は、あくまで、小売店やスーパーにあって、それをいくらで売るかを決めるのはお店なんやね。
物事を複雑にしているのは、実はビールにかかっている酒税のせいでもあるのやね。
ビール会社の営業は、いくらで卸すかを決めているだけ。
その値段を、過当競争にならないように、他社の動きを牽制したい。
だから、おまえのところは、いくら出だすのかを聞き出そうと談合するのやろうね。
でもこれは、独占禁止法違反。
これを悪い事であると、あまり認識してないから、そんな広告を公取委が出すのやろうけどね。
守られるべきは、消費者の利益ってことになると、安けりゃ安いほど、消費者は喜ぶ。
でも、カルテルで不当に高くされては、面白くない。
だから、こんな法律があるのやろうけどね。
競争が激化しないようにビールの酒税を同額にしている。その金額は350ミリ缶で、54.25円。
一番もうけ過ぎているのは、国という、オチにならへんのが不思議やて。