トランプが欲しかったもの
今はアメリカの大事な中間選挙の直前だから、目立ったことは出来ないのやろうけど、それにしても、執念深いと思う事。
それは、ドナルド・トランプという人が、実は「ノーベル平和賞」が欲しくて欲しくて仕方がないのではないかと思うのやね。
ノーベル平和賞発表直後に、ICC(国際刑事裁判所)への制裁強化を発表した事なんやね。
トランプ氏にとって、ICCは、目の上のたん瘤のようなもの。
米国の盟友であるイスラエルのネタニヤフ首相に、逮捕状を出したことを恨んでいるのやね。
イスラエルはガザ地区に理不尽な攻撃を続けていて、米国とイスラエルに戦争犯罪の捜査を行っているからね。
トランプ氏は、ICCを「ならずもの機関」と非難し、今年8月にはクレジットカードを使え無くしたり、米国内の資産凍結などの制裁措置をしている。
日本の立場からしたら、板挟みなんやけど、赤根智子氏がICCの所長だから、対応が難しい。処分は残念としか言えない。
まぁ、トランプ氏はイラン攻撃をしてしまったから、本来は狙っていたノーベル平和賞は貰えないのが分かっている。
それを2026年に受賞したナビ・ビレイさんは、元ICCの裁判官だった人。
戦争犯罪・人道に対する罪・集団殺戮(ジェノサイド)などの訴追に重要な役割を果たした人が受賞したことにへの、「あてこすり」なんやね。
大国にとって、国際裁判所や国際刑事裁判所などは、利害が反する事が多い。
国連の我儘な安保理事会での否決権で、ことごとく対立してきたからね。
多くの国が参加する国際機関の言う事を聞きたくない大国は、対立するのは、致し方ない事なのやろうね。