ビール・カルテル
このタイトルの言葉。何か、久し振りに聞いたような気がするわ。
お酒の種類? そら、カクテル。カクテルやなくてカルテル。
ビールの会社4社が、課長さん同氏の裏会を開いて、独製禁止法違反の不当な取引制限をしていたのではないかというので、公正取引委員会が、強制調査に入ったそうな。
これね。ビールの価格って、もともと酒税法で、画一的に、お上が決めているようなところがあったのやなかったのかな。
日本のビール会社は、アサヒ・キリン・サントリー・サッポロの4社だけで9割のシェアがある。
この4社は、厳しい競争を繰り広げていて、中には、原価割れまでして、シェアを奪い合うことも有った。
そこで公取委は、不当廉売を防止するためのガイドラインまで作って来た経緯もある。
資本主義社会なのだから、競争して価格競争をしてもらうのは、消費者には有利なのやけど、今度は、談合するなと何か逆の事を言い出している気もするけどね。
この10月1日からのビールの値下げ競争で、スーパーのビール売り場では、相変わらず、他社よりも1円安く価格設定していたり、しているのやね。
テレビCMもバンバンやっているし、でも、ビールの税率の高い日本では外国産のビールがなかなか伸びないので、非関税障壁とまで言われているのやね。
実際、安売りをやっているコストコとかの値段を見ていると、横並びではなく、ガーンと大きい値引きになっているビールも有る。
何か、この世界は、横並びはダメと言ってみたり、今度は、出荷価格を談合するなと言ってみたり、分かりにくい世界やね。
実際には、大量に仕入れてくれるところには、リベートがあって、これが値下げの原資になっている。
もともと、カルテルって、安売り合戦が行き過ぎていて、もうこれ以上は値下げしないでおこうよっていう、紳士協定的な意味合いもある。
共倒れを防ぐ会合がダメって公取委に言われても、ほな、どうすりゃええのかって、ならないのかな。
もうこれ以上、安くはしないでおこうが、消費者の利益を害しているのなら、不当廉売だと指摘する公取委の取り締まりも、消費者の利益を害しているようにも、見えてしまうのやけれどね。