電波オークション
旅行で地方の温泉などに行くと、テレビで映る局が、少ない事がよくある。
日本のテレビ局は、NHK、TBS系列、テレビ朝日系列、フジテレビ系列、日本テレビ系列、テレ東系列の6ネットワークが独占していて、各々が、新聞社が親会社でつながっている。
毎日新聞は、TBSとMBS、朝日新聞はテレ朝とABC、産経新聞がフジと関テレ、読売新聞が日テレと読売テレビ、日経がテレ東とテレビ大阪と、まぁ、例外なく、系列が敷かれていて、ある意味、日本の電波を独占しているのやね。
BSやCSでチャンネル数が大幅に増えると期待していたけど、再放送のドラマやテレビショッピングばかりが増えて、皆が見たいようなコンテンツは、配信やら、ペイテレビばかりなんやね。
つまり、日本の電波は、電通、博報堂など、大手の広告代理店が広告を独占的に振り分けていて、よろしくやっているって事。
なかなか、新参者を暖かく迎え入れる雰囲気は皆無なんやね。
ただ、維新が政権入りして、電波を主管する総務省の副大臣ポストに入ったことで、少しは改革の芽が出てくるかもしれないのやね。
地方のテレビ局と言えば東京か大阪のキー局、準キー局から、買う番組をただ、流すだけが多かったのやけど、ここに少し変化の兆しが見えて来たのやね。
まず、地方のテレビ局が系列をまたいだ、1局2波が実現しそうなんやね。
1つの放送局が2つのチャンネルを持つことが容認されると、今まで見れなかった番組がみられるようになる。
実際、ラジオの世界では1局4波まで認められている。
AMのFM化の影響も有って、音質も良くなり、コンテンツも広がったのやね。
地方にはなかなか放送をお商売にする会社が少なかったのやけれど、これからは、複数の放送を同時に発することが出来るようになる。
つまり、テレビのCMなどでも、より多くの家庭で視聴可能になることから、活性化もされることになるのやね。
ただ、これからは、テレビを見る人より、ネットで番組を見る人が主流になる。
今は、スマホの保有台数が、テレビの保有台数を逆転している時代になっている。
広告関連の世界でも、今まで通りのコマーシャル放映ではなく、ネットCMやら、より高度なAIや機械学習機能を使った、おすすめ機能(レコメンド)による配信などが増えてくるのやろうね。
そして、その先に有るのは、電波をより高い付加価格を付けた放送局が優先権を得るオークション形式での競争の世界に近ずくのやないかな。
いつまでも旧態然としたところが正しく敗退し、新たな元気のある企業が、この世界に参入する。
これが、今の電波独占体制を崩してくれるのではと、密かに期待しているのやね。
NHKは、高すぎるし、もう要らないのやないかな。