中国の屁理屈
先週の米中首脳会談で、習近平氏が、一番言いたかった事が、台湾の独立反対なんやね。
米国にこれを認めさせたくて、認めさせたくて仕方がない。
日本も米国も、2つの中国に反対し、かつて、中華民国が持っていた、国連の常任理事国のポストを、中華人民共和国に移譲する事を認めている。
でもね。よくよく、考えてみて欲しい。
台湾独立に反対って言ったって、台湾が中国の一部であることって、中国だけが勝手に言っている事なんやね。
実際、台湾には民主的に選ばれた総統がいて、独立した政治が行われている。
通貨も独立しているし、経済も別。台湾には国軍もあって、警察もある。
北京の言う事を聞く、親中派もいるけど、現状維持を望む声が強いままなんやね。
それに、この地は、もともと中国の一部であったことは、歴史上、一度だって無いのやね。
中国本土で、毛沢東率いる八路軍と、蒋介石が率いた国民党軍が戦って、蒋介石が台湾に逃げて作ったのが中華民国。
日中戦争で日本の関東軍が戦った相手は、国民党軍なんやね。
毛沢東は、逃げまくっていたやないの。
つまり、日中戦争の結果、中華人民共和国は成立している。
なのに、今更、台湾は中国の核心的利益なんて言われてもね。
実は、蒋介石は台湾に逃げる際に、中国の価値ある国宝をほとんど、台北の故宮に持って出ている。
これが、中国の核心的利益の一部と、こだわっている一因なのやないのかな。
それまで、何の関心も持ってなかったのにね。
日本にとっても、台湾は尖閣はもとより、与那国、波照間、西表、石垣の各島々は、台湾の至近距離にある。
日本の核心的利益が、台湾近海の安定にあるのも間違いない。
台湾にもし有事が起きれば、日本の核心的利益が危険にさらされることになる。
だから、この一線だけは譲れないし、米軍の関与が弱くなることも困る。
11月には米国は中間選挙がある。何も言えないトランプ大統領に、ここぞとばかり、迫って来たのも、こんなところに、原因があるのやろうね。
米国には350万人もの中国人がいる。
トランプもさすがに、何も言えない状態なのやないかな。