強制株式会社
私ね。以前から疑問に感じている事があるんやね。
大企業が事業を拡大しようと、株式を発行して市場から資金を集めたいっていうのは、わかる。
だけど、田舎の小さな食料品卸店とかまで、株式会社なんて、七面倒くさいものにしなくても良かったのやないのかな。
中小企業なんて、もともと、株主って言ったって、親族家族ばっかり。
別に借金なんて銀行から借りるだけで株券を発行して、それをかたに、金を借りる、なんてしなくてもいいところも、多いやないの。
実際、非上場の優良企業ランキングなんかを見ると、JA全農、サントリー、竹中工務店、ロッテ、YKKなんていう、資金力に余裕のある企業が並んでいる。
最近では、外資に乗っ取られたり、TOBを仕掛けられたりするのを嫌って、自社株買いをして、上場廃止にする企業も多い。
株式会社という企業形態そのものが、もともと、西洋的な思想の強いもので、日本の企業に無理やり当て込んでいるように見えるのやね。
そら、国税は非上場の企業経営者が亡くなった時に、その企業の価値を株数に置き換えて、しっかり、相続税を取るために、株式を使う。
でも、この株というものが無ければその企業価値を把握できないものなんやね。
企業の価値なんて、本当は、良い社員がいることであったり、売り上げが好調であったり、多くの資産が有ったり、良い得意先が付いていたり、事業継承する人が優秀であったりすることで、変わってくるものなんやね。
だから、単純に株式にその企業価値を、単純に割り算で計算してしまうには、おかしなお話でもあるのやね。
実際、上場企業の上場廃止は、3年連続過去最多で、今年は128社が株式を非公開にしている。
まぁ、理由は買収防衛と、ファンドと手を組んで複雑な株主構成を整理するケースなども目立つけれどね。
そして、目立つのは、上場する条件を維持できなくなったケース。
業績が悪くなって市場から退場する企業も案外、多いのやね。
まぁ、栄枯盛衰は世の常。2025年の新規上場企業は65社。
元気な会社もあるのやね。