郵便サービス
総務省が有識者会議を立ち上げて、郵便サービスの縮小を検討するのだという。
そもそも、郵政って、すったもんだで民営化したのやなかったのか。
まだ総務省が口だすのやね。
小泉改革の際に、郵便局という、金融と郵便と保険という、ミックスで経営が成り立っていた仕組みをバラバラにさせたのは誰やて。
儲からない郵便事業を、独占的な金融サービスを行って来た郵便貯金と、簡易保険などがカバーしていたのを、独立採算にしたのやから、当たり前の結論やったのやないのか。
ヤマトが郵便事業に参入しようとしていたのに、公務員が直接届ける私文書だと、ごねて、これを阻止したのは誰やて。
挙句の果てに、馬鹿な郵便料金の値上げを続けて、ぼろ儲けの年賀状システムを崩壊させて、今度は郵便配達の頻度を下げてサービスを縮小。
一体、どこに向かっているのやて。
私は、郵便がちゃんと家庭に届くシステムは、税金を投入しても格安で続けるべき、グローバルスタンダードサービスやと思うのやね。
午前中に郵便ポストに投函した郵便物が翌日には各家庭に届く。
これは、文明国の誇りやと思うからや。
なのに、現実は、火曜日の配達は無くなる。土曜も無い。
準公務員の立場だった郵政職員さんのお仕事は、責任のレベルが少し弱い下請けさん任せになってきてないか。
貯蓄志向の高い国民性の日本は、やれ、NISAだ、iDeCoだ。
貯蓄よりこれからは投資だと国民を焚きつける。
終いには、グローバルな国際企業に身売りされて、日本の大事な金の卵も失われて行くのやろうね。
時代は郵便よりメールなどのデジタルツールに置き換わりつつある。
でも、公的な本人確認が必要な物とか、最低限必要な仕組みとしては、郵便サービスはある程度残るのやないかな。
宅配の世界などでは、まだまだ需要は高いし、郵便は小さな宅配物としての意味はある。
ただ、気になるのは、今の郵政の仕組みがそのままで、残るのは難しいやろうね。
日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便など、正しい競争をしながら、郵便物を含めた物流の未来が決められていくのやないかな。
もう、総務省の利権先は、卒業してもらわんとね。