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8割どまり

 5年に一度、行われている国勢調査。

 

 皆さんは、この調査がほとんど完全に人口や住民を把握できていると信じておられると思うのやね。

 

 実際、1995年の国勢調査は、99.5%の回答率があり、この調査の結果は、信用に値すると考えられてきたと思うのやね。

 

 ところが、2025年の国勢調査の回答率が何と80.7%にも落ちているというのやね。

 

 私、正直、この数字、驚いたわ。

 

 国勢調査って、もっともっと、厳格なものやと思っていたから。

 

 どうも、個人情報の問題が、この数字を下げさせているのやね。

 

 今は、国勢調査の回答は、インターネットや郵送になっている。

 

 町会長さんが、区域内にある家庭を一軒一軒回って、調査票を配って、それをまた書き込まれた頃に、回収しに行く。

 

 このお役目を何度も経験した者からしたら、日本人は随分、不誠実で、非協力的な人ばっかりになってしまった。

 

 そんな印象を持ってしまうわ。

 

 真面目で誠実な日本人像が崩れちゃったのかね。

 

 他人に自分の勤め先や年齢などを知られるのは嫌。

 

 だから、調査票を封をして集めたりしてきたのやけれどね。

 

 せっかくマイナンバーカードがあるのやから、これを使って国勢調査の回答をするとか、出来ないのやろうかね。

 

 たいそうな印刷物刷って、ゴミ箱に捨てられて、何か勿体ない話やて。

 

 ネットで回答してもらった人には100ポイント進呈の方が安く済むで。

 

 そもそも、全部の世帯を調べての調査の結果が統計の命。

 

 これが2割も捕捉出来てないって、これ、不法滞在者とか、犯罪者が潜伏していたりする情報とかも野放しになる。

 

 都会では、隣は誰が住む人ぞ。は、当たり前やけど、それでも、警察官が、住民票の通り、人が住んでいるかを把握したりすることが、治安が悪くなることを防止する大事な意味がある。

 

 マンションの郵便受けや一軒家の自宅の表札にも、名前を表示しないのは、最早、当たり前で、ストーカー被害に遭わないために、最低限の自己防衛って、時代やからね。

 

 でも本当は、ちゃんと、誰かに守って欲しいのが本音なんやね。

 

 国勢調査の回答率が8割では、2割の人は、国や自治体からしたら、透明人間になってしまっているってこと。

 

 このどこの誰が住んでいるか分からない家やマンションの部屋。

 

 これが、本当に怖い事なんやけどね。