だまし舟
いま、世界は、異常なほどのインフレになっている。
世界中の国で物価が上がって、その分だけ、その国の経済も、水膨れしているのやね。
でも、日本って国は、物価高を大変だ大変だと、国民にお金を配ったり、石油業界にバカスカ補助金を配って、物価高を胡麻化そうとしているのやね。
これ、いつまでも持たないと思うけどな。
こんなことしていたら、ガソリン200円を容認して、物価高への補助金を出さなくしたら、国民は生活出来ないからと、会社に給料を上げてくれと運動する。
すると、会社は、給料を上げるために、売っているモノの値上げをしたり、やっているサービスの料金を上げたりする。
こんな形での賃上げが、世界での当たり前のルールになっているのやないのかな。
なのに、日本は30年以上も、物価の安定ばかりに気を取られて、世界の経済のパイが大きく膨らんでいる事に目を向けてなかったのやないかと思いだした。
というのも、最近の経済記事を見ていて、米国産の牛肉のバラ肉が何と4割も値上がりしたというのやね。
そら、米国のランチが15ドルとかするようになるわな。
なのに、日本の牛丼は未だに500円以下で食べられる。
これ、原価が上がっているのやかから、牛丼は1000円にならないと割が合わないはずなんやね。
牛丼店の店員さんのお給料も1.3倍ぐらいにならないといけないのに、無理に外国人雇って、おかしな、やせ我慢をしているのやないのかな。
我々は「だまし舟」の一端をつかんだまま、目を開ければいつの間にか、世界は大金持ちの国ばかりになっていて、日本はいつまでたっても、初任給が20万円を超えないまま。
そうなっているような気がするのやね。
アメリカ人の平均年収は、いつの間にか1300万円になっている。日本人はいつまでたっても500万円を超えない。
おまけに円安で、円の価値は低く、安い安いと外国人が日本に観光に来る。
なんか、情けなくないか。
どこで我々は間違ったんやろうかね。