初任給31万4千円
京都に本社を置く下着メーカーのワコールは、賞与を基本給に振り替える給与体系にすると発表した。
年2.5か月分の賞与原資を、そのまま基本給に振り替える事で、基本給は21%引き上げた。
もともと、賞与というのは、日本独自の制度に近くて、3000人以上の社員を抱える同社には外国人の社員も多いため、分かりやすいのと、良い人材を採りたいという、リクルート戦略もあるのやろうね。
ただ、ボーナスが無しになることで、社員さんが、住宅ローンを借りていて、ボーナス月に多く返済する契約になっているところなんかは、大変やろうね。
でも、社会保険料の計算とか、退職金の金額とかは、どうなんやろうね。
基本給を引き上げると、あるいは、ボーナス無しにすると、どんな影響があるのか。私は分からんけどね。
ひょっとしたらやけど、割高の社会保険料になって、損をするのやないかって、人ごとながら、ちょっと心配になる。
本来、賞与というものは、企業の実績によって、上下するものやと思っていたのやけど、そのあたりはどうなんやろうね。
大手の企業さんは、企業業績が比較的安定しているから、ボーナスを給与に組み込めるなんて手が使えるのかも知れないのやけどね。
企業にとって人件費というものは、最大の固定費になる。その固定費を2割以上も引き上げる事になるのやから、良い会社しか、真似出来ない事なのかも知れないね。
賃上げして生活を安定させて、業務に専念してもらうのが目的なんやそうやけど、もしこれで、企業の決算が悪くなると、何を言われるか分からないような気もする。
ただ、このやり方、新しい人事制度として、注目されるのやろうね。