正気か
財務省の諮問機関が、大学の医学部の定員を減らす提言をした。
最初、これを聞いて、私は、正気なのかと思ったけどね。
どうせ、日本医師会という開業医の団体が、ライバルの増えるのを嫌がって、こんなのを言わせているのやないかと、思っていたのやね。
どこの大病院も医師不足、看護師不足って言っているのに、それを解消するための新しい医師を育成する機関の定員を絞ろうとしているのやから、これ、社会的な影響が大きいと思うのやね。
まぁ、医者の世界には、いろいろあって、診療科の偏在、地域的な医師の偏在も問題なんやけれどね。
産婦人科やら、外来の救急などは、勤務の時間が過酷なために、嫌われるし、医師がなりたがらないらしい。
逆に、直美(ちょくび)なんて呼ばれている、医師免許取ってすぐに美容整形の分野で、ぼろ儲けしているなんていうのもある。
また、地域的に偏るけど、今や、コンビニよりも歯科医のクリニックが多くなっているのやという。
過当競争の歯科医師界では、古くからの歯科医のクリニックがガラガラで廃業寸前なんていう話もある。
でも、これは、比較的人口の多い地域だけの話。
人口の少ない地方都市では、そもそもクリニックの経営が成りゆかないほど人口が減ってしまっている問題もある。
そんななか、一律に医大の門を狭くすれば、問題が解決するわけやないわな。
そこんとこ、もっと慎重にこの問題は熟考すべきことやと思うけどな。