日章丸事件
日本とイランがなぜ、密接な関係があるか。
イランって、昔はペルシャ帝国だった時から、日本からシルクロードを通じて、元々、交易があった。
だから、昔から、京都の祇園祭の胴掛けにペルシャ絨毯が使われていたりしていたのやね。
そして、昭和28年の日章丸事件。
イランは、英国などから経済封鎖の制裁を受けていた。
そこに、日本の出光が石油を輸出出来ないイランから、タンカー日章丸で、原油を極秘裏に日本に輸入する事に成功したのやね。
当時のイラン人の人たちは、このニュースに歓喜したというのやね。
アジアの敗戦国日本が、我が国が苦しいところを助けてくれたという事件やったからね。
この辺りは、「海賊と呼ばれた男」で有名になったお話。実話です。
そして、当時のイランは、ソ連と敵対していた。
大国ロシアに、日露戦争で、勝ったことのある日本に、シンパシーを感じたイランの人たちは、多くの国民が親日になったというのやね。
その後、出光は、イランの製油所に権益を持っていたのを、米国にイランから原油を買うなと言われて、権益を奪われている。
情けない話やけど、すべては、パワーバランスのせいなんやね。
つまり、日本は、米国ともイランとも関係が良い珍しい国ってことになる。
ユダヤ人が米国経済の根っこを握っていることから、イスラエルと米国は、切っても切れない関係にある。
だから、日本はペルシャ湾に、イラン攻撃の可能性のある艦船を送れないのが本音。
だから、今、難しい判断を迫られているのやね。