ガソリン価格統制
イラン戦争による石油価格の高騰により、政府はまた、業界への補助金で、ガソリンが1リットルあたり170円程度になるように、この統制価格を超えた分を助成する方針を出した。
もう、ここまでくると、価格統制やね。
せっかく、暫定税率を廃止して、悪しき慣習を払拭したのに、また、石油業界とのズブズブ関係に逆戻りしたということやね。
まぁ、今回は、緊急時案で、まして、有事のことやから、仕方がないけれどね。
エネルギー価格は、需要と供給によって決められるものやけど、それが日本の場合は、政府がお値段に口を出して、業界に、政府の言う事を聞かせるという、悪弊が出来てしまっている。
早く正常化出来たらええのやけどね。
ただ、国際エネルギー機関(IEA)の加盟国による合意を待たずに、日本が石油備蓄の放出を明らかにする事。
これの是非は問われてもいいかも。
備蓄放出は、「口先介入」で、石油価格の高騰相場を冷やす役割が有る。
日本の場合は、8か月以上という豊富な備蓄残高があるから、影響力は大きいのやけど、この効果を薄めてしまったのかも知れないしね。
石油の日本への輸入は今月末以降、大幅に減る。
もし、石油関係製品への供給に支障が出れば、経済的な危機にもなりかねない。
日本の石油備蓄が他国に回ることはないのやけど、その分、日本の石油輸入量が減ることで、他国が助かることはある。
備蓄量の多い日本の行動は、世界的な原油先物相場(WTI)にも影響が大きい事は、忘れない方が良いで。