意味あるのか
共同通信社というところが、今度の衆議院選に立候補予定の方たちにアンケート調査をした。
その結果をセンセーショナルに報じているのやけど、これ、意味があるのかって思うのやね。
まぁ、いろいろ、アンケートの質問をしているのやろうけど、その中で婚姻に伴う改姓について、選択的夫婦別姓を導入が47%。
同姓を維持いつつ、通称使用の機会を拡大が、45.1%。現行制度を維持が4.7%。と、結果を報道した。
これ、質問が恣意的過ぎるし、それに、有権者ではない、候補者の人たちに、こんなことを聞いて、その比率を記事にする意味が無いと思うのやね。
アンケート回答者の半分以上が当選しない人なんやろ。無意味やん。
それに、この手のアンケートは、質問の方法によって、随分、結果が変わることが多い。
実際は、年代、男女別、によって、様々で、結果が意図的にまとめられることが多いので、注意が必要なんやね。
特に若い世代では、選択的夫婦別姓への賛成が増えているのは事実やろう。
やけど、実際に結婚して、子供がどちらの姓を名乗るのか、或いは、相続の際に、家や墓の問題をどうするかを、考慮出来てないケースがほとんどで、これ、とても、重大なので、安易に法律を変えてよいものでもないのやね。
戸籍制度そのものを崩壊させてしまう可能性、通名使用、帰化の問題、国際結婚、国籍問題など、いろいろな要素が多すぎるのやね。
サラリーマンが共働きで結婚して、旧姓のまま、お仕事をすることを容認する。
これだけやったら、皆が賛成するのやけど、この先に何が有るかをみなさん、考えが至ってない。
戸籍の大事さを痛感するのは、意外な事に、実際、親が死んで、自分が相続手続きをしなければならない時なんやね。
税務署に提出しなければならない書類を作るために、まず、祖父や祖母、曾祖父、曾祖母の戸籍まで取り寄せなければいけない。
そして、法定相続人が、自分たちだけであることの証明を、ご自身でやらなければならないのやね。
そして、その時初めて、日本の戸籍制度が、ちゃんとしていて、助かったと感じる事が出来るのやね。
夫婦別戸籍なんてしてしまったら、遡ることも難しくなる。
親が亡くなって10か月以内に、これをしなければならない。
これ、やった人しか分からないやろうけど、書類一つ返してもらうのに2~3週間かかったり、間違えて何度もやり直させられたり、大変なんやね。
金融機関の親名義の預金の解約も時間がかかる。
10個とかの、銀行や証券会社、保険会社、ゆうちょ、土地・不動産の名義変更、会社の株式やら、登記の変更、医療保険や年金、カードの解約、相続税の申告、やること、無数にあるのやね。
これがみんな、戸籍謄本とか、相続関係証明書が要るものばかり。
若い人は関係ないと思っているやろうけど、皆さん、経験してみたら判るって。
ほんと、大変やから。