戸籍破壊
高市総理が、選択的夫婦別姓を認めて欲しいとの要望を受けて、旧姓使用を最大限拡げられるための法律を作り上げた。
ところが、これに、何故か、連合の芳野会長が、猛反対している。
絶対に、連合は許さないまで言うか。この方、そんなに偉いのかな。
なぜ、労働組合の複合体である連合が、そこまで反対するのかは分からないのやけど、誰か、判る方は教えて欲しいぐらいやで。
この方は、戸籍制度自身を、ぶっ壊したいと思っているのかなぁ。
結婚した夫婦に、お子さんが生まれた時に、父か母のどちらの氏を名乗らせるか、これ、揉めるのやね。
言い換えれば、選択的夫婦別姓は、一見、自由で、男も女も自分のアイデンティティを尊重しているように見えて、実は、親と子供の氏が違う親子を生んでしまうのやね。
つまり、強制的親子別姓。
昔から日本の家という概念が嫌いなのは、判るのやけど、それによって、女性が隷属的に扱われるのが、気に入らないのやろうね。
けど、現実問題として、お墓の問題だけではなく、正確な戸籍が無くなってしまうと、相続などに、大きな悪影響が有るのやね。
親がお亡くなりになって、ご自身で、相続手続きを行われたら分かるのやけれど、日本の戸籍制度は何代前までも、完全に、法定相続人をさかのぼって調べられるという、大変優秀な制度になっているのが分かる。
大昔はお寺が戸籍を管理していたけど、明治以降の役場の戸籍管理は、本当に素晴らしく、こんなちゃとした戸籍の管理を出来ている国の方が少ないのやないかな。
それは、国民の権利義務を曖昧にする事なく、現在も有効に運用出来ているのやね。
ところが、この戸籍制度を曖昧にしたい人たちが居て、それが、その人の出自を曖昧にしたいとか、帰化した歴史を隠したいとか、過去に犯罪歴が有ることとかが、調べられたくない人達にとって、大変都合の悪い事があるのやろうね。
私、ここは、日本が、変えてはいけない一線だと思うけどな。