中国の思惑
トランプ関税で、米国は世界中の国から、顰蹙を買っているのやけど、この結果、どういう事が起きるか。
米国に向かっていた製品や資源、機械や部品、食料などは、他の国に向かうと考えるのが普通やろうね。
かと言って、米国内の産業が復活するかと聞かれて、それは一部に限られるのではないかと思うのやね。
もともと、米国の人件費が高いから、他国からの輸入に頼っていたのだし。
その輸入品が2割も3割も上がって、米国は一気に、インフレになるわな。
それに、親米国たちとの間が良くなくなることで、結果的に喜ぶのは中国ってことにならへんか。
中国は何もせずに、米国の友好国との間に、楔を打ち込めたことになるからね。
特に、安全保障の分野での影響が大きくなる。
米国は在日米軍、在韓米軍、在EUの米軍の費用負担を増やせと言うだろうし、そんな負担増に反発するから、米軍は、海外米軍の軍事規模を、縮小傾向に向かわせるやろう。
ほら、ここでも、中国が喜ぶ傾向に向かってしまうやないの。
日本は自前で防衛費を上げないといけなくなるし、有事に米軍は日本を守ってくれないのではないかという、疑心暗鬼の世界に落ち込む。
ほら、ここでも、中国の思惑道理に日米関係、日韓関係の悪化が進む。
ただ、今の中国は不動産バブルが崩壊して、国内の景気がよろしくない。
日本は米国と中国という、影響力の大きい大国たちに振り回されることにもなるのやね。
中国も、ここの所、親中派の多い日本政府には、あまり強硬な事を言ってこない。
米中の綱引きに、日本は無関係ではいられないのやからね。