円高にしたい
京都という街に住んでいると、つくづく、外国人観光客が、疎ましく感じる機会が、増えてしまう。
特に、最近の外国人観光客の人たちは、白人で、あんまりお金を持ってない人が増えて来たような気がするのやね。
入れ墨がバンバン入った、いかにも、という若者。こんな人が増えた。
観光被害の問題でも、言っちゃ悪いけど、余りリッチではない人達のマナーの悪さが、悪目立ちするのやね。
バカでかいスーツケースを2つも転がしながら、公共のバスとか地下鉄に乗ってくる人たち。
それだけ大きな荷物があるのなら、タクシーに乗ってくれと思うわな。
皆の迷惑になるから。
石畳の道を転がすスーツケースの音も、団体でたくさんの人がゴロゴロやられたら、うるさいのやね。
神社やお寺でのマナー違反も、実はアジアの人たちより、欧米系の人たちが多い。
何が悪いのかと、考えてみると、日本が、安くなっているのが悪いのやないかと、感じてしまうのやね。
日本は貿易立国だとが学校では習った。
原材料を輸入して、それを加工して海外に売る、加工貿易が得意やと。
でもそれ、もう昔の話やないのか。
日本のGDPにおける内需比率は8割から9割とまでなっている。
つまり、円安で儲かる輸出型の製造業は、たった1割。
そのために、円を安くしておく政策は、もう古いのやね。
京都は観光都市だというけど、観光でメシを食っている人の比率はたった1割。
他の9割は、観光客なんて、全然ありがたくない人達なんやね。
つまり、政策で円安にするメリットより、我々は円高で、輸入品が安く買えたり、海外旅行が安く行けたりする方が、はるかにありがたいってことにならへんか。
そして、何より、安い円を目指してやってくるインバウンド客に、京都を安売りする気分悪さから解放されたい。
1ドル146円のレートを1ドル90円ぐらいにしてみ。
貧乏なインバウンド客は、高い京都旅行に来なくなる。
その方が、我々は快適に暮らせるっていうものやないのかな。
円の価値が高くなっても、京都の本当の値打ちを分かってくれる富裕層は、京都に来てくれるって。
むしろ、安物の観光客が来なくなって、静かな京都を満喫できる。
我々が望んでいるのは、そんな京都や日本なのやないのかな。