無理筋
トランプ大統領が、またまた、おかしな政策を打ち出して来ている。
アメリカの港に入港する船に入港税を取るというのやね。
それも、自動車運搬船に、らしい。
ただ、米国で建造された船にはかけない、という、奇妙奇天烈ぶり。
中国に造船の覇権を握られているので、それに対抗したいらしいのは分かるけど、ちょっと安直過ぎないか。
造船には多くの鉄鋼やら、推進用のスクリュー、エンジンなどの技術やら部材が必要。
これを全部、米国製にしたいらしいけど、どうなんやろう。
ちょっと無理筋やで。
やらせの政策で、目標値だけ設定して、それに、呼応できる能力やら、価格訴求力が無いと、実現できないのやないのか。
自動車運搬船だけに入港税を取ると言うのも、何か、思いつき過ぎるわな。
車1台につき、150ドルという設定も何か微妙やね。
米国内の鉄鋼業や造船業を盛んにしたいのなら、その業界を特別扱いして、優遇する方法が一般的。
なのに、敵対する国に税を負担させることによって、自国だけ有利にしようとする作戦って、金もかからないし、逆に増収になる。
でもね。そんなにうまいこと行くはずもないで。
米国で製造されたバカ高い船で、米国製の自動車を輸出したいらしいけど、売れる国は少ないで。
右ハンドル車も作らないで、日本は米国製の車を買わないと文句を言うけど、日本人が欲しいと思う、日本の交通事情に即した車を作ることから始めないと、意味がないで。
やらせの国策に、お付き合いしてくれる国がどれだけあるか。見ものやね。