矛盾だらけ
そもそもやけど、農水省は、米は余っていると、未だに言い続けている。
悪いのは、流通だと。
お米の価格が、なかなか下がらない原因を、自分たちが負いたくない役人根性そのものやね。
農林水産庁という役所は、米が余って、価格が下がるのが困るとJAから言われて、農家に米を作らなければ、減反補助金を上げるとまで言って、日本の米作農家を崩壊させてきた。
その一方で、日本の食糧自給率を上げろと言う、矛盾した事もやる。
これって、80年前からの、米国の食糧戦略が大きく関係しているのやね。
米国は、日本に小麦や大豆を買わせたかった。
この妨げになっていたのが日本人の米食の習慣やったのやね。
これを変えるために、パンやら、うどん、粉もん、豆腐の材料になる小麦や大豆を食わせる食習慣を押し付けてきたのやね。
これに、まんまと乗っかった日本人は、米をあまり食べない文化を受け入れてしまった。
もし、日本が何かの戦争に巻き込まれることが今後、有っても、小麦や大豆を売ってもらえなくなると、日本人は飢えてしまう。
だから、米を作り続けることが大事なんやね。
お米は、粉にすれば、小麦の代用にもなる大事な作物やから。
なのに、政府は、米価が下がらないから、米国からお米を買うなんてことを言い出している。
ウルグアイラウンドで決まった、ミニマムアクセス以上のお米を買っていくと、ますます日本のコメ作りは崩壊していくのにね。
今、やるべきなのは、普通に考えれば、減反政策の見直しやろう。
休耕田で稲作を再開すること。
耕作放棄田への農業企業の参入を認めること。
そのうえで、美味しくて安全、でも、ちょっと高い日本のお米を世界に売るようにする。
これしかないのやないかな。
5㎏で4200円という今の高価格は、国際価格から見たら、倍近い価格。
それでも買う人は買うのやけど、高くて買えない人もいる。
手ごろな価格でお米が買えないと、流通が停滞して、買い占めや売り惜しみが起きてしまう。
令和の米騒動の正体は、消費者と流通業者との不信感と、パニックにあるのやろうからね。