改革保守
アメリカのトランプ大統領のやっていることって、荒唐無稽に見える人が多いと思うけど、本当の目的は違うのやね。
一言で言えば、アメリカと言う国を、一から立て直そうとしている。
全世界からの輸入品に関税をかけて、いくら批難されても、これは譲れないというのやね。
米国は自由主義政策で失敗した。
貿易を自由にすれば、安い外国製の製品ばかり入ってきて、国内の製造業が空洞化した。
白人の中産階級の仕事が無くなって、雇用が消えたことが大きい。
トランプは、鉄鋼やアルミ、半導体など、安全保障上に必要不可欠なものを含めて、万が一戦争になっても、国内で武器や戦闘機、空母や戦車が作れるようにしておきたい。
これが本音なんやろうね。
そのやり玉に挙がっているのが、中国などの国家的な国有企業などへの優遇や。
あるいは、日本の消費税など、輸出企業だけに有利な非関税障壁もズルいと考えている。
それに、開発途上国が、安い労働力を武器に、安い製品を作ることすら、アンフェアであると考えているというのやね。
つまり、一国の中で、経済が完結し、他国に貿易赤字と言う、富が奪われるのを避けたい。この発想なんや。
ひいては、中国が全世界の経済をひとまとめにしてしまうのを警戒し、米国とその同盟国、というか、米国の我儘に付き合ってくれる国を増やして、どちらに属するのか。
世界に踏み絵を踏まそうとしている。これがトランプ関税での本音なんやね。
さて、日本は、中国に付くのか、米国に付くのか。
どっちつかずなことばかりやってきた日本には、辛い選択枝になると思うけどね。
アメリカの新しい改革保守論。
日本にも見習うべきものはあるのかもね。