経済鎖国
それにしてもトランプ関税で、世界のマーケットはボロボロになっている。
トランプショックに近いわな。
米国っていうのは、安い輸入品に支えられて、豊かになってきたのにね。
バカ高いアメリカ人のサラリーで、廉価な衣類やらの製造は米国内では無理やわな。
付加価値の高い、ITやらAIやら、金融で経済を拡大させてきたのに、その恩恵を否定して、全世界に関税をかけて、米国民がそれに耐えられるかどうかの社会実験をやっているようなものに近い。
フランスなんかは、米国への投資を計画している企業は、即時中止をと、呼びかけだしている。
人と物と金が集まらなくなると、米国の繁栄は終わるのやけれどね。
一見、よく考えられているように見えるトランプ関税のリスト。
でもね、非関税障壁が有ると主張する相互関税のデータは、至極ええかげんなものが多いのやないか。
24%の日本への関税も、その倍の48%も日本には非関税障壁があると、酷く乱暴な計算の半分なんやという。
その根拠を問われると、貿易赤字の金額から、計算したそうやけど、これ、気分次第で、決めているフシがある。
米国の本当の友好国の英国への関税は、わずか10%。EUが20%やから、酷く恣意的やね。
米国の言うことを聞くところは、低くして、反対の国には高くしている。
何かね。勝手なリストやで。
米国に安く入ってくる商品を制限して、もともと安く買えるものをバカ高くするだけになるのやないかな。
当然、あまり売れなくなるから、米国向けの商品を、米国には売らずに、他の国に売ろうという傾向が上がるわな。
そうなりゃ、米国経済はひどく内向きな鎖国状態に近くなる。
自国の中で安く調達出来ないものは、外から買うしかなくなる。
このあたりは、トランプさんの老人的な頭の固さと、自分の政策が間違っていたと認めない頑固さが邪魔をするのやろうね。
もう、世界は、どうせ4年後にトランプは居ない。
それまでは辛抱だという空気感が流れてることを知るべきやろうね。
今、米国は、世界はアメリカだけを中心にして回っているわけではないと言う事を、思い知るべきなのかもね。