新薬公定価格の闇
今年の4月から、新薬の薬価が改定される。
難病や希少な疾患に効果のあるとされてきた、革新的新薬の価格を維持する制度で守られてきた一部のお薬が、この制度から外れることで、場合によっては半値になるものもあるのやという。
患者の経済的な負担が軽減することになるのやけど、そもそも、価格維持って、グレーなお話なんやね。
医療保険の世界では、ただでさえ、保険で負担されている高価なお薬がやり玉に挙がっていて、今までぼろ儲けしてきた製薬会社のお値段って何なんやって、お話になるのやないのか。
薬価の引き下げ率が最も高いのは、HIVのお薬、プリジスタ。これが51%下るのやという。他にも抗がん剤のタイケルブや、糖尿病治療薬のエクアが4割から3割下がる。
お薬の世界では、保険適用から15年経過するか、後発薬(ジェネリック)が出ると、新薬創出等加算から外れる。
つまり、厚労省の匙加減次第で、製薬会社が莫大な利益を上げられる余地が維持されているという風にも取れるわな。
革新的新薬を使う患者さんは、今話題の高額療養費制度の対象となっている方も多い。
これが今度の改定で外れて、保険負担が減るのやけど、製薬会社は当然、反発している。
まぁ、医者と製薬会社の世界、そして、厚労省の間には、お金にまつわる闇が多い。
その闇のままでいることを支えているのが、我々が負担している莫大な健康保険料だということ、忘れたらあかんわな。
健康保険の掛け金、高すぎるわな。