交渉決裂
先週の金曜日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、訪米し、トランプ大統領と会った。
前日までのお膳立てでは、トランプは、ウクライナのレアアースの権利の半分を米国に渡すことで、合意する見込みと報じられていたけど、交渉は決裂した。
もともと、バイデンがウクライナ支援を金に糸目をつけずにどんどん続けていたことを、トランプは批判していた。
トランプは、米国内への、エクスキューズとして、ウクライナに莫大な資金が渡っているけど、これは、タダではない。
鉱物利権で返してもらうと、ビジネスマンらしい、「言い訳」を仕立てていたのやね。
これって、これからも、ウクライナ支援を続けられる言い訳にもなるというのが、彼の論理なんやけど、これが、ゼレンスキーには面白くなかったのやろうね。
ロシアに対抗するのは、自由主義国側の義務。
米国が助けてくれないと、ロシアの領土拡大論理に正当性を与えてしまう。
ウクライナは、NATOとアメリカが助ける形になると、ひょっとしたら、第三次世界大戦にもなりかねない。
米国はそれでも良いのかと、脅しに近い形で迫ったのやろうね。
トランプは、ウクライナの領土にはそんなに関心が無い。
戦争を終わらせたという成果だけが欲しい。
だから、プーチンが納得する形を、ウクライナは飲むべきだと、言いたかったのやろう。
それを良しとしない、ゼレンスキーは、会談を蹴って、合意文書や会見を取りやめて、ホワイトハウスを出てしまったのやろうね。
ウクライナの紛争はもう3年にもなる。
必要なのは、正義感やイデオロギーではなくて、どちらかの譲歩なのは間違いない。
トランプは、ゼレンスキーに、譲歩を求めたけど、断られたってこと。
これ、泥沼が続いて、米国の支援が減って、EUが大きな負担を増やすことになるのかも。
下手すると大戦争に進む危険もあるわな。