石丸構文
東京都の知事選で、予想外の第二位の票を獲得した、安芸髙田市の石丸信二元市長。
早速、テレビの「サンデージャポン」に呼んでもらえるは、「そこまで言って委員会」にゲスト出演するわ。
そこでこの一躍、時代の兆児に躍り出た石丸信二氏の話法を称して、誰かが「石丸構文」と呼んでいた。
質問に質問で返す。ちゃんと、答えてないのに、もう説明しました。また繰り返すのか。
こんな、論法が続くのやけど、これって、典型的な京大生が使う、論法なんやと、当の京大の教授さんがおっとゃってた。
懐かしいと。
まぁ、ここまで行かなくても、前後の文脈を考慮しないで、特定の言葉だけ、切り取って発言をする若者は増えている。
この人には、話が通じないなぁ。焦点がどこか、ぼけていて、話が繋がっているようで、ズレている。
そんなことは、増えているのかもね。
こんな違和感を感じた時に、すぐに、相手の事を頭が悪い。馬鹿なのかと罵倒する。
これって、相手をわざと、怒らせて、本音を出させることを悦に入っている人がよくやる手。
こんな人と話していると、イライラするし、わざと自分を怒らせているのではないかと、疑心暗鬼にさえなる。
それって、あなたの感想ですよね。に、代表されるひろゆき語の影響も大きいのやろうね。
世の中の長幼や、上司と部下、先輩と後輩のような関係がフラットになり、それが行き過ぎた感じに近いかな。
少しでも、相手が曖昧な部分を探して、それに集中攻撃する。
そんなことばかりやっていて、留飲を下げて楽しいか。
これによって、相手がどんな気持ちになるかなんて、寸分も気にしていない。
こんな人と付き合いたくないし、関わりたくないって、みんな思うけど、それでいいの。
人が人を尊重して、相手の身になることをしなくなった社会って、殺伐とし過ぎてないかって。