補助金が不公平を拡げる
よく会社に、かかってくる電話がある。
公的な補助金が出るので、ソーラーパネルを屋根に設置しませんかというヤツである。
私は、特定の人だけに、特別に出される補助金やら、助成金の類が、今の世の中に蔓延していて、これが世の中の公平性を歪めていると思っているのやね。
言っちゃ悪いが、この公的補助金を配るお仕事が利権になっているのやね。
その業界だけに特別に公金が回されること。
これが続くと、その業界団体とか、有力企業とかに、役人が天下り出来てしまう。
また、この人がパイプ役になって、元職場である役所に、特別に自分たちだけが有利になるような立法措置をさせてしまう。
ほんま、こんなの、許していたら、やりたい放題になっている。そう、思わないか。
彼らは、こんなふうにして、「うまいこと」やっとるのやね。
本当なら、政治家が、こんなことを監視して許したらあかんのね。
ところが、逆に政治家まで、その利益代表になって、団体の推薦した議員が当選し、また我田引水なルールをこさえてしまいよる。
だから、腐っていくのやね。
誰か、複雑に絡みついた利権構造を、大掃除してくれへんかなぁ。
補助金の原則禁止。
複数年度に渡る支出を徹底的に、精査する。これ、やってくれないかな。
このままやったら、この国はシロアリたちに、食い潰される。
役人たちに嫌がられる人がトップにならないと、行政改革なんて出来ないって。