4回目の新札
人間、長く生きていると、いろいろな事が起きる。
日本のお札がこの7月から、新しくなる事を契機に、ちょっと、昔の事を思い出してみた。
お札と言っても、一番親しみのあるものと思って、1000円札で調べてみた。
私の生まれた時の1000円札は、聖徳太子の千円札。これが昭和25年から38年頃まで。
このころの1000円は大金で値打ちが有ったな。
次が伊藤博文で、これが昭和38年から59年まで。白いお札が印象的やったな。
そして、昭和59年に発行されたのが夏目漱石の1000円札。このころからややブルーなお札が1000円のイメージ。
次に平成16年からが、今の野口英世さんの1000円札。
そして、令和6年7月からが、北里柴三郎さんの1000円になる。
今度のお札は、千円の漢字表記が目立た無くなって、1000という算用数字が目立った表記になる。
外人さんにも、わかりやすくなるかな。
私にとって、新しいお札は、人生4回目。
若い時には新鮮やったけど、もう慣れっこになったかな。
キャッシュレスの時代に現金というご意見もあるけど、お札は国の顔でもあるしね。
まだまだ現金主義の日本では、まぁ、偽札は作りにくい。
今度も、複雑な偽造防止対策がなされているそうな。
もう死ぬまで、新札の発行は無いやろうから、これが最後のお札かな。
渋沢栄一さん、津田梅子さん、北里柴三郎さん。みんな、平和な人ばかりやね。
軍人さんがお札になるような日本には、もうならんといてや。