ふざけるな
政府は、高齢者の定義を今までの65歳以上から70歳にすることを検討しているそうな。
この「検討」が恐ろしいのは、このことが、いつの間にか、実現されてしまう事なんやね。
野党からの要求への検討は、お断りの意味。自分たちの検討は、観測気球。
世の中の反応を見るためにやっている。
この「検討」の奥にあるのは、やっぱり、年金支給開始年齢を今の65歳から70歳に引き上げたいという意図なんやろう。
それにしても、これが認められたら、夫婦で何と1380万円も、もらえる国民年金の年金額が減ることになる。
詐欺に近いわな。
もし、次に検討されている75歳以上にでもなれば、夫婦で2760万円も給付される金額が減ることになる。
さらに恐ろしいのは、国保の保険料を70歳まで支払わなくてはいけなくなると、夫婦で負担額が408万円も増えること。
踏んだり蹴ったりやて。
今まで、数十年間年金掛け金をコツコツ支払い続けて、いざ貰える頃になったら、支給開始年齢の引き上げやとか、減額とか、これ、酷すぎないか。
65歳からの平均寿命が男性なら、79.64歳だから、14年間と半年ぐらい、もらえていたのが、もし75歳からになったら、4年間と半年で死ねってことになる。
年金は、早死にする人で、成り立っているのやから、その基本的なルールを捻じ曲げられると、国がやっている詐欺行為に近くなるで。
人の人生、弄ぶなって。
そんな大事な権限、あんたらに与えた覚えはないって。
ここまで不人気な嫌われ者になった岸田総理は、開き直られても困る。
一刻も早く、バトンタッチして、財務官僚の言い成りにならないリーダーに交代してくれって、ほんま、思うわ。