金集めのための役所は要らない
子ども家庭庁っていう役所が、少子化対策の財源として、医療保険料を集めるシステムに相乗りしようとしている件。
私は、けしからん話やと思うのやね。
児童手当の拡充と、こども誰でも通園制度の創設。これで、子どもが増えると本当に思っているのか。
財源ばかり先にやって、実際、こうしたら、少子化が阻止出来ますという青写真もない。
子ども、増えなかったら、責任、取るのやろうな。
どんなことをやると実際に決めないで、財源先行は、あかんで。
子育てのためのお金や政策は、税金で集めるべきお金。
サラリーマンが給料天引きで支払っている健康保険のお金に上乗せして集めるって、これ、お役人の金集めの方法を増やしているだけやないの。
わかりにくくして、うまいこと、集めてやろうという魂胆が、見え見えやて。
各省庁が、財務省に頭を下げなくても、自前で集められるお金を増やし出したら、収拾がつかなくなるで。
我々国民は、いったい、いくら負担させられているかが、どんどん、曖昧にされているだけやないの。
ただでさえ、日本の租税負担率は、高騰している。
それに、収入の0.4%なんて負担額の決め方。絶対におかしいって。
この数字を触れば、簡単に税負担を増やせてしまう。これ、おかしなことになるで。
税は少なく集めて、大事に使ってもらうもの。
無い袖は振れないにしとかんと。
集めるお金を先に決めて、それによって、政策を変えるのは、順序が逆になっているやないか。