カイロス自爆
先週の水曜日、日本初の民間ロケット会社、スペースワンが、和歌山県串本町に新設したロケット発射場からカイロスロケットを打ち上げた。
何度か、延期が続いて、やっとの打ち上げした、初の民間ロケット・カイロスだった。
だけど、残念ながら、100mも飛ばず、何らかの異常が感知されて、自爆装置が働いたみたいやね。
花火より低いところでの爆発。関係者の人からしたら、残念でしたね。
多くの見物の人も、和歌山に新しい観光スポットが出来ると期待されたけど、がっかりしてたわ。
小型のカイロスロケットの開発には、IHIの技術者が参加してたけど、ロケットは難しいものやったんやろうね。
スペースワン出資していたキャノン電子の株価は、急落。
打ち上げがYouTubeで配信されていたから、失敗の瞬間に一時240円越えの急落。
厳しいね。
このロケットは、全長18m、約23トンの固形燃料で飛ぶ商業用ロケット。
契約から、打ち上げまでのスピードと、世界最高の打ち上げ頻度を目標にしているので、
これに懲りず、何度も挑戦は続くのやろうね。
日本はロケット打ち上げビジネスには、周回遅れで、まだまだ、始まったばかり。
がっばってや。カイロスって名前は、ギリシャ神話の時間の神。
タイム・イズ・マネー。どんどん失敗して、より確実なロケットになってや。