おかしな理屈
今週、60代の女性宅に下着ドロが入った。
その男が、下着を盗って、逃げる際に、足を踏み外してしもた。
そして、不幸な事に、防犯の為に設置してあった「忍び返し」に、わき腹をブスリとやられて、血まみれになって下に落ちて、発見されたのやという。
聞いただけで、痛そうな事件やけど、このニュース。
60代の女性宅に下着泥棒。というのに、最初、反応したのやけど、その男が58歳やと。
いくつになつても、女性の下着がそんなに欲しいものかと。
そんな、突っ込みを入れたくなる事件やった。
ところが、このニュースの論説記事にまたびっくり。
忍び返しを設置した者が、逆に泥棒から、訴えられる事があるかもしれないというのやね。
見るからに、痛そうな鋭利な刃先が上やこっちに向いているさま。
これを見せるだけで、この家に押し入ろうとは、思わないわな。
その防犯効果を期待して設置しているのやけど、これが訴えられるってどやさ。
こんなもの、泥棒に入るヤツが悪い。これで、終わりやて。
そんなヤツの人権まで、配慮せよって、この国は狂いかけているね。
まぁ、この危険な鋭利な柵が、誰でも手が届くところに設置されていたケースを除き、正当な防衛策ということらしいけどね。
この頃は、泥棒さんの権利まで、気にせんといけなくなったって。
誰がこんなアホな国にしてしもたんやろうね。