アウティング
原田泰造さんの主演しているドラマを見ていた。
おっさんのパンツだどうのこうの。
タイトルこそ、おチャらケのようなものやけど、このドラマ、なかなか、シュールなところに視点を置いている良いドラマなんやね。
全体の流れは、昭和のおやじとZ世代の物事を考える捉え方の違いを、描き出すテーマなんやけど、これがなかなかおもろい。
令和の時代って、昔に比べたら、いろいろな意味で、人に優しく、人権問題に厳しい。
若い人たちは、ハラスメントや、人種差別、古くからの上下関係やら、濃密すぎる人間関係を嫌って、この志向の強い昭和生まれのおやじを否定する。
このテーマそのものが、我々には、新鮮なんやね。
時代は変わって行っているなぁと、実感させてくれるから。
バブルなどの景気の良い時代を知らない世代の人たちは、何をするにも保守的で、上昇志向が薄く、保身力が強いからね。
このドラマで、初めて知ったのが、「アウティング」という言葉。
当人の了承を得ずに、その人が知られたくない事実を暴露してしまうこと。なんやね。
本人がゲイであることとか、在日外国人であることとか、自身の出自の事とか。親がいなかったこととか。
人には、知られたくない秘密があるわな。
本人が自ら、カミングアウトするのなら良いけど、多くは、人権問題になりかねない大事な事なんやね。
どうしても、告白できないままのこと。それに触れることは良くないことやわな。
主演の原田泰造氏は、ある人が、男同士の恋愛関係にある「彼氏」であると、しゃべってしまって、その場の空気が凍り付いてしまっていた。
今の時代、昔なら許されたのかもしれないけど、配慮出来ない人は、人でなしであると、罵られても仕方ない時代になっている。
それだけ、人さまの事を、大事に大事に考えなくてはいけない今になっているのやね。
昔の何か、体育会的なノリが馬鹿にされ、人として、失格の烙印を押されてしまうことがある。
我々、オッサン世代は、本当に気を付けなければならない事なんやね。