熊の命
秋田県などでは、この時期、冬眠前に食料を求めて、人の住むところまで、熊が降りてくる。
問題は、この熊が、人を襲い、毎年100人もの人が殺されたり大怪我を負わされたりしていることや。
先日も、この人里まで降りて来た熊が、猟友会の人たちによって、駆除されたけど、これに対して、抗議の電話が、秋田県などに、たくさんあったのだという。
まぁ、抗議する人は、熊が可哀想だから、捕獲して逃がせ、と言いたいみたいなんやけど、捕獲するのにも命がけやと思うけどね。
都会に住む人たちは、熊に出会う事も、皆無だし、その危険性や恐怖を体験したこともないから、こんな無責任な事を言うのやろうけどね。
どうも、今の世論が、動物愛護とかに傾きすぎて、危険な動物の命まで守れという感情論に傾きすぎる傾向があるのやろうね。
動物園とちゃうのにね。
熊の危険と隣り合わせの方たちにとって、熊は、自分が襲われて殺されてしまう可能性の高い危険動物。
そんな熊は、駆除して、そのお肉を食ったり、漢方薬に利用したり、毛皮にして、活用したりするもの。
それが、この地方の掟に近いものなんやね。
人の命と熊の命。どちらも大事やけど、誰かが、どこかで、決着させるしかない。
山のくらしとは、そういうものなのだから、関わりの無い人が感情論で、いたずらに批判を向けて、マタギさんたちの活動を委縮させるのも、どうかと思うけどな。