1ドル150円の威力
日本のGDPが、ちょっと前、中国に抜かれて、世界第三位に落ちたかと思ったら、どうやら、今年、第四位になるみたいやね。
当然、1ドル150円にもなる為替相場の破壊力が強烈やからやけどね。
GDPは、米ドル換算の金額で比較するから、日本の国民総生産の額は、米ドルベースにしちゃうと、とんでもなく低くなってしまう。
ところが、日本は史上最高の好決算になっている企業が多い。
値上げが寄与しているのもあるけど、この数字が、日本円ベースやということに、注意せんとね。
1ドル80円の時代と1ドル150円の時代と比べたら、倍近い貨幣価値の差がある。
日本が貧しくなった。貧しくなったと言う人が多いけど、それ、米ドルに換算したら、やわな。
日本人が日本円で生活していると、そうでもないことに、注意が必要やわ。
非正規は含まれないので、正確性には欠けるけど、日本人の平均年収は、458万円と言われる。
これ、ドル換算したら、1ドル150円なら、たった30533ドル。
これ、1ドル80円の時代だったら、57250ドル。
この開き具合を見たらどやさ。
名目のGDPランキングを見て見ると、
1位の米国が268546ドル、2位の中国が193735ドル、4位のドイツが43088ドル、5位のインドが37368ドル
3位の日本の国民一人当たりの国民総生産が44097ドル。
これも、全て1ドル150円という恐ろしい円安のせいなのが分かるわな。
このまま行くと、近い将来、日本は、インドにも抜かれ、世界第五位にまでなってしまう
日本円っていうのは、米ドル、ユーロに次ぐ、基軸通貨なのやけど、あまりにも外圧に弱すぎて、為替の餌食になってしまう宿命があるのかもね。
何か、世界と金利のチキンレースを続けているうちに、巨大な力に右往左往させられている感。あるのやないのかな。