トヨタの選択
先週、トヨタ自動車が、米国で生産するEV車向けの電池を、何とLGから購入すると発表した。
日本の自動車産業の旗印でもあるトヨタが、ついに、韓国の会社から、主要部品である蓄電池を購入する未来があるなんて、ちょっと前は考えられなかった。
日本だ、韓国だと、言ってられる時代ではなくなった。
グローバルな分業社会に製造業は、とっくの昔に突入しているという、現実的な選択やったのやろうね。ちょっと、残念やけどね。
米国では、確か、Panasonicが、テスラ向けのバッテリーを供給していたと、思う。
ただ、自動車用バッテリーの製造工場には、莫大な資本の投資が必要な分野やからね。
これから増えるバッテリー需要を考えると、いつまでも、単独企業で、片意地を張り続けるより、量産によるコスト軽減が見込まれる方法を採るのが現実的ということなんやろう。
LGは、米国に、大変大きな投資をして、現地での電池工場を計画している。
ある意味、勝ち馬に乗る作戦ということなんやろう。
日本企業は、家電の液晶パネルや、太陽光パネルで、韓国、中国に、価格競争で後塵を拝しているからね。そこからも、学習したということなんやろうね。
ただ、トヨタには、2030年頃にはなるけど、全固体電池という、切り札のような技術があるのやね。
格段に短い時間で高速充電が出来て、走行距離が1000キロメートル以上。そんな夢の電池の完成が、手控えている。
これが完成すると、オセロゲームのように、全てのEVがこの全固体電池に置き換わるであろうと、予測されているのやね。
今はそれまでのつなぎの時期なのかな。
内燃機関でのクルマと、EVや、PHEVなどが、混在していくこの数年で、如何に、優位性を保っていけるか。これが、生き残りのカギになるタイミングなんやね。