権利 | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

権利

 アメバの動画を見ていたら、あら懐かしい、戸塚ヨットスクールの元校長が、ゲストコメンテータで出ていた。

 

 この方のお説によると、江戸末期に、海外からいろいろな思想が日本に入って来て、随分、日本は変わった。

 

 中でも、「権利」という言葉。「rights」やね。

 

 これを和訳する言葉がなかったと言うのやね。

 

 かの福沢諭吉が、このrightsを日本語にする時に、どうしても合う言葉がなく、苦労して、「権理通義」としたのやて。

 

 これが権理になり、権利にかわっていく。

 

 通義とは、義に通じる、という意味で、つまりこれは、道理を意味する。

 

 今風に、訳せば、理に適った社会の在り方を追求するために必要な力が、「rights」ということになる。

 

 言い換えれば、権力は、道理の為に使うもの。と、いうことになる。

 

 江戸以前には、この権利という概念が日本には無かったのやね。

 

 皆が私利私欲の為にいろいろなことを、追及してしまったら、やがて社会が崩壊してしまう。

 

 この権利の暴走を福沢公は、予想して、「rights」を権利に訳すのに異を唱えていたのやというのやね。

 

 そういえば、今の世の中、スーパークレーマーやら、モンスターペアレンツやら、弱者ビジネスやら、個人の権利が異常に尊重され過ぎた事が原因で、世の中がおかしくなっている事が多いわな。

 

 子どもの権利が尊重され過ぎたがために、大人がいじめを止められなくなったり、先生がノイローゼになって、退職者が急増してしまったり。

 

 どこか、世の中の方向性が、間違ってしまっていたのではないかと、思われる事象が増えて、それが、悪化しているようにも思える。

 

 戸塚のオッサンの言葉には、老害の部分もあるけど、現代人の見逃していたようなところ、本当に無かったかな。